チヌ45センチ!

釣行記録

2024/04/16(日)の釣行記録

今日は久しぶりの釣果でめっちゃ嬉しい!

SOKの前打ちおじさんに触発され、新しい5.3mの0.8号の磯竿を買ったにもかかわらずなにも釣れないどころかうまくキャストもできないことに頭を悩ませた日々でした。

昨日は雨だったので、部屋の片づけをしがてらいろいろと考えてみたのでした。
SOKの満潮時に敷石の向こうまでうまくくキャストするにはどうすればいいのか・・・。
オモリを重くすれば簡単だけど、そうすると水中でのエサの落下速度が速くなって不自然になってしまうので避けたい。実際あのおじさんはめちゃ上手に投げていたな。タイコリールだったからスピニングリールのようにラインをリリースするわけにはいかないからほぼのべ竿の釣りをしていたにもかかわらず。。。

ラインになにか秘密があるのかな…。もう少し話を聞けばよかった…。
などと考えていました。

考えた末、フライフィッシングのことを思いだし、ラインの重さで飛ばしているのかな?とおもいつきました。でもあのおじさんは太鼓型リールだし、遠くからはのべ竿に見えるU字ガイドの竿だからそれほど太いラインを使っているわけではなさそう。
となると技術で飛ばしているのか。。。こっちはそんな技術ないし。

ということで、考えた末、昔少年のころ読んだ釣りの本にテンカラ釣りのページがあり、そこに馬素というものが紹介されていたのを思い出し、釣り具屋に買いに行ったら、あった!

定価1,800円みたいですが、タケオカの行きつけの釣具店では1,290円で売ってました。

こいつの両端に輪っかがあって、それがあるとガイドを通らないので切断し、エイトノットで締め込み、端部をライターで溶かして始末しました。

それをミチイトとハリスの間に結ぶ。釣行前にはリールに巻き込んでおくことができるので釣り場ので手間はいつもと変わらない。磯竿のトップガイドも通るし。
ちなみに、ミチイトとバス、バスとハリスの結び方は、投げ縄結び!

釣り場での使用感はというと・・・。
うん、フライキャスティングのように竿を止めてやると、ラインが走ってターンして、エサから着水してくれます。
でもこれは竿を止めるのを意識してやったからそうなるだけで、ガン玉だけでもそうなるのかもしれないが。。

ところが、予期しない良い点があった。
それは、トップガイドに糸がらみしないこと。
普段は一日に最低5回ぐらいは穂先にミチイトがからみついて、手でほどかなければならなかったのだけれど、今日5時間半ほど釣りをしていて、なんと一度も手でほどく機会はなかったのです。
たったの一度も!
穂先にラインが少しからみついたのは2回ほどありましたが、一度は勝手にほどけ、2度目は竿を振っていたらほどけました。
なにしろ、バスにはミチイトよりもかなり自重があるからなのでしょう。
これは思いがけない良い効果で、釣りのストレスがぐっと減りました。。

バスは高価だけど、たぶん数か月(1年?)使えるだろうし、いままでミチイトにサンラインのMark-Winを使っていたけど今後はミチイトにこだわる必要がなくなるので、むしろ安価になるのかな、というイメージを持ってます

あと、良かった点は、なんとガン玉なしでも餌の投入が可能だという点。。
まさにフライフィッシングの要領で、ラインの重さだけでハリを飛ばすことができるのね。
これはそういうシチュエーションでは本当に力を発揮しそうです。
潮が止まっていて、ゆっくりとエサを落としたいようなときとか。。

さて、釣行のほうだけど、子供の宿題をみたりしていたので、QBKへ入釣できたのは午前10時。
突堤のL字の直角のところで一度アタリがあり、やったぜと思ったところでフックアウトしたのがたぶんお昼ぐらいだったのではないか。結構大きかったぽいので、惜しいことしました。
銀色に光る魚体はみえたけど、魚種の特定はできず。
その後あたりなく、13時に一旦納竿しました。

釣り場を変えようかとも思ったのですが、コンビニで昼飯食ってから同じ釣り場にまた戻りました。

そこで1時間半ほどねばったけど釣れず、半分あきらめながら、車のおいてあるところへ向かって釣りをしながら戻っていたのでした。

そして15時過ぎ、自分の車の目の前で、ことは起こりました。
沖へ投げて底をとりながら手前へ引いてきているときに、コンっとというアタリ。
すかさず合わせると、乗りました!

ギリギリとドラグを鳴らしてくれます。

足元を見ると干潮だから敷石が出ていて、水面が遠い。。
これではランディングが難しい。

脇をみると、敷石が切れて足元が水面になっている場所が30メートルぐらい先にある。

そこまでひっぱるぞ!

ということで、無理をせずに魚を引っ張りながらそちらへ誘導。
足元に水面があるところまで降りることができた。

姿を見せたのはチヌで、結構でかい、自己最高記録かも、と思いました。

慎重にタモ入れし、タケオカの勝ち!となりました。

近くで立ち話していたおじさんたちが話かけてきます
いつも思うけど、魚が釣れると話し掛けてくれる人がいて、そういうのってすごくいいなって思います。


さて、計測してみると45センチ!
自己最高タイ記録です!

前打ちで釣れたのがすごく嬉しい。

ところが残念なことにこの個体は例の寄生虫がついていて、食べる気にはならず、リリースとなりました。

やりとりの最中から、あれこの個体は寄生虫にやられているのでは?と思う瞬間があったのでメモしておきます。

・引きが弱い
 それなりに大きいのに、あまり突進もしなかったし、元気ないの?って感じた
・タモ入れのとき
 タモ入れのために空気を吸わせますがそのときに魚の口の中が見える。
 普通のチヌは口の中は白いのだけれど、寄生虫にやられている場合口の中の色が茶色っぽいというか赤っぽいというか普通よりやや暗い感じ、汚れている感じがする。前のときそうだったので、すぐピンときました。人間でいうと歯周病?なのか?
・釣り上げてから
 肌がぼこぼこしている
 写真みていただければわかるのですが、肌がボコボコしているのはその部分に寄生虫がいるから。
 側線が歪んでいる?
 まえの個体も、この個体も、側線がいびつに歪んでいます。ガタガタしている感じ。
 なんか美しくない。

皮一枚で上がってきてくれました。顔が白斑が出ていて病気の個体っぽい感じですね

ということで、持ち帰ることはできなかったけど、自分で工夫した仕掛けて一匹仕留めたので、めちゃくちゃうれしい。新しい竿に鱗付けできたこともめっちゃ嬉しい!
あー釣りをしててよかった、と思う。

ではまたね~

データ編
ロッド  宇崎日新 INVICTAチヌ 5.3m 0.8号
道糸   SUNLINE MARK-WIN 2.5号。ナイロン。
バス    宇崎日新 冨士流テンカラバス オレンジ 3.6m
ハリス  SUNLINE ナイロンハリス ハイコンタクト 1.5号 釣れたときは55センチほど
道糸とバスの接続 投げ縄結び(バスの端がエイトノット。ミチイトを投げ縄結び)
バスとハリスの接続  投げ縄結び(バスの端がエイトノット。ハリスを投げ縄結び)
ハリ   ささめ針 チヌ針(黒) 1号 (カン無し)
ハリスとハリの結び 内掛け本結び
オモリ  ヤマワ ゴム張ガン玉 3B 1個付け
エサ   シラサエビ (500円分購入)

使いました:
たも網  DAITOU Fine Frame M ガンメタ
玉の柄  Golden Mean スライドスピアー 550

そういえば、新しいゲーミングベストを購入してから初めての釣果となりました。。

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